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@ りら
2024-01-02 11:36:03この記事は「Nostr (2) Advent Calendar 2023」の21日目の記事です。20日目は淀川さんの「Nostr探偵 "雄斗律地"の忘却でした。22日目はだるまNFT🇯🇵(darumanft.sats)'s icon だるまNFT🇯🇵(darumanft.sats)さんの「グランマがNostr(ノスター)というSNSを使ってみた|daruma」です。
のす!小牧りらです。非:エンジニアのオタクです。 この記事はタイトル通り、htmlしか分からんかった人間がプログラミングの扉を開かんとする物語です。
事の始まりは技術書典14。そこで購入した「Hello,Nostr!」通称「のす本」と呼ばれる魔導書には、魔女見習いが成長するための「演習」が載せられていました。この世界で”神”と呼ばれる大魔導士・かすてらふぃが残したその呪文(コード)は、魔女見習いたちの希望となりました。 次々と演習をクリアし、魔女見習いたちは自分だけの傀儡(bot)を手に村で頭角を現していく様になります。
魔女見習いの私も置いていかれぬよう、演習の扉を叩くのでした――――。出来ませんでした。
え、何?どういうこと?初心者向けちゃうやん。まず動かし方が分からん。どこに何を書くん…?? 最初から最後まで、本当に分かりませんでした。対戦ありがとうございました。
◆どこで躓いたのか?
書かれていたコードを、どこに書き写して実行するのが分かりませんでした。きっと皆が言っている「開発環境のビルド」とやらが必要なのだな、とここでそれを認識しました。
ズボラな私は、まずスマホやiPadで実行できないかなと考えました。しかしインストールしたアプリの使い方が分からず(あと入力もし辛い)、断念しました。 調べてみると、どうやらGitHubがWebブラウザでの開発環境「GitHub Codespaces」を提供していると分かりました。雪猫さんのZenn記事も参考にしながら、Codespacesを使うことにしました(当時の記事を見つけられませんでした…)。
のす本演習のリポジトリをクローンし、Codespacesで開きます。開くとファイルが色々あります。まずは演習1-1を開きます。
…で、何をするんや? "開発環境"を整えられても、それの動かし方が分かりませんでした。ちょうど良いタイミングでスパジャポオフ会があったので、しのさんにターミナルの動かし方を教えてもらいました(その節はありがとうございました)。
ここまできてようやく、「演習のコードを動かす」段階に至ることができました。装置そのものの使い方が理解できれば、後は触りながら調べながら聞きながら動かせるようになりました。本当の初学者というのは、実はこのレベルなんです。◆できたこと
できたことを列挙していきます。
・開発環境のビルドが必要なことが分かった。
・Codespacesを使えばWebブラウザで開発できると分かった。
・演習でTLを読み込んだりbotに発現させることができた。
・GitHubの使い方が分かった。今はまだこの程度ですが、文字通り右も左も分からなかった頃からすると大成長だと思います。また「自分にはできないこと」を体感したからこそ、開発者とは別の役割をより一層意識できました。
◆やりたいこと
今後、Nostrで開発できたらいいなと思うことを列挙します。
・お年satsをねだるサイト
・kind1の投稿ボタンしかないクライアント「ちいさなインターネット」
・自宅リレー(用途は未定)多分他にもある気がしますが、思いつかないのでここで打ち止めます。
◆さいごに
2024年こそは開発実績を作りたいですね!「自分の欲しいもの」を自分で実現する力が、Nostrのみならず今後の社会を生き抜く上で重要になると思います。
【2023年の実績】
・アドベントカレンダー(3記事)
・NIP翻訳(NIP-23)
・ノスカイ本販売(技術書典当日スタッフ)
・「流速ちゃん」アイコンイラスト(←全然追加イラストがなくてすみません!!!!)